ウージ染めとは
ウージ染めとはさとうきびを利用した染め物、織物のことをいいます。
染色には、さとうきびの葉と穂の部分を用い、染液につける時間や、 葉を刈り取る季節によっても少しづつ色が変化し、若草色や萌葱色などの グリーン系から黄金色などの落ち着いたイエロー系まで実に様々な色を楽しむことができます。
また、葉の青々とした夏の時期には黄色が強くなり冬には渋みがかった色に染まります。
ウージの自然な風合いと優しいやすらぎの色が特徴の染物、織物製品です。
ウージ染め作業工程
これで染液ができあがりです。
この染液を利用して染め込んでいきます。その後の染め方には「先染め」と「後染め」の
2通りの方法があります。
- 「先染め」・・・ 織りのことで、先に糸を染めた後に織り上げるため先染めといわれています。
- 「後染め」・・・ 布があって、それをしぼり等で染めていくため後染めといわれています。